クラブワールドカップ2016

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レアルを焦らせた鹿島守備陣にスペイン紙が高評価…一方で昌子にはやや厳しめ

鹿島アントラーズの守備の堅さや試合巧者ぶりは欧州王者レアル・マドリーを苦しめ、あと一歩のところまで追い詰めた。

18日、鹿島はFIFAクラブワールドカップ決勝戦でレアル・マドリーと対戦。延長戦の末に2-4で敗れたが、90分間はカリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドといった強力な攻撃陣を相手に2失点で抑えた。その2失点もシュートのこぼれ球を押し込まれた1点目と、PKによる2点目で決して守備網をずたずたに崩されて奪われたものではない。

スペイン紙『マルカ』も欠けていたのは「前線のクオリティー」とし、守備陣の高い集中力を評価している。中でも高い評価を与えたのがGK曽ヶ端準とDF植田直通だ。曽ヶ端には「日本人GKは良いプレーを見せ、クリスティアーノのゴールを幾度か制止した。1対1の場面では当たっていたし、良いプレーを披露していた」とし、植田には「見事なプレーだった。将来が約束された日本のセンターバックの汚点は、(延長戦で生まれた)マドリーの最後の2得点だ。クリスティアーノを抑え切ることができなかった」といった寸評を綴っている。

一方で、植田とともに中央の守備を強固にした昌子源には「守備すべき時の断固たる態度(決断力)は、その最大の長所ではない。確信たるプレーを欠いていた。マドリーの3ゴールは、彼のゾーンをきっかけに生まれている」とやや厳しい評価を与えられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161219-00000012-goal-socc
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レアルが延長戦を制しクラブW杯制覇…鹿島は互角もC・ロナのハットに力尽きる

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016決勝が18日に行われ、欧州サッカー連盟代表のレアル・マドリード(スペイン)と開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)が対戦した。

 2度目のクラブW杯制覇を目指すレアル・マドリードは、15日に行われたクラブ・アメリカ(メキシコ)との準決勝を2-0で制して決勝進出。公式戦36試合無敗を続けている。一方の鹿島は1回戦でオークランド・シティ(ニュージーランド)、準々決勝でマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)、準決勝でアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と、各大陸王者を次々と撃破し、日本勢、アジア勢初の決勝進出を決めた。

 レアル・マドリードのスタメンは、GKケイロル・ナバス、DFダニエル・カルバハル、ラファエル・ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFカゼミーロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、FWクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ルーカス・バスケスの11名。負傷により準決勝の出場を回避していた主将のS・ラモスが復帰している。一方、鹿島のスタメンはGK曽ヶ端準、DF西大伍、昌子源、植田直通、山本脩斗、MF永木亮太、小笠原満男、遠藤康、土居聖真、柴崎岳、FW金崎夢生。金崎が今大会初先発となった他、永木が先発に復帰している。

 試合は開始早々にスコアが動く。9分、レアル・マドリードが右サイドから攻めると、L・バスケスがクロスを入れる。植田がこれをクリアしたが、こぼれ球をモドリッチが拾いミドルシュートを狙う。GK曽ヶ端が一度は防いだが、こぼれ球をベンゼマが押し込み、レアル・マドリードが先制した。

 一方の鹿島は高い位置からボールを奪い、積極的に攻め込む。24分、右サイドの遠藤が抜け出して右足シュートを狙ったが、ここは枠を捉えきれなかった。

 レアル・マドリードに決定機が生まれる。27分、右サイドのカルバハルから、ベンゼマ、L・バスケスとつなぎ、最後はリターンを受けたベンゼマがミドルシュート。しかし、ここはGK曽ヶ端が横っ飛びでセーブした。さらに31分、エリア手前右でFKを獲得すると、C・ロナウドが直接狙った。壁に当った跳ね返りを再びC・ロナウドが狙ったが、枠の上に外れてしまった。37分には左サイドからL・バスケス、ベンゼマ、C・ロナウドとつなぎ、最後はモドリッチがミドルシュートを放ったが、ここはGK曽ヶ端がキャッチした。

 すると前半終了間際の44分、鹿島は金崎が相手DFの裏に抜け出してチャンスを作る。一度はヴァランに突破を阻まれたが、左サイドでボールを受けた土居が縦へのドリブルからクロスを入れると、エリア内の柴崎がこれを受ける。トラップはミスになったが、こぼれ球をゴール右下に蹴り込み、鹿島が同点に追いついた。このまま1-1でハーフタイムを迎える。

 後半も波に乗れないレアル・マドリードに対し、鹿島の10番が個人技を見せる。エリア手前でボールを持った柴崎が相手DFをかわし、左足で強烈なミドルシュート。低い弾道のボールがゴール左下に決まり、鹿島が逆転に成功した。

 しかし、レアル・マドリードも反撃に出る。59分、山本がエリア内でL・バスケスを倒してしまい、レアル・マドリードにPKが与えられる。これをC・ロナウドがしっかりとゴール左下に決め、すぐさま同点に追いついた。さらにキックオフ直後のプレーで、植田のミスを拾ったC・ロナウドがドリブルから右足シュート。しかし、ここはGK曽ヶ端がなんとか弾いてCKに逃れた。

 真っ向勝負の鹿島に対し、いよいよ本領を発揮し始めたレアル・マドリードの猛攻が続く。65分、左サイドをベンゼマが突破し、最後はマルセロが左足シュート。GK曽ヶ端がこぼし、C・ロナウドが詰めていたが、曽ヶ端がなんとかキャッチし直した。

 鹿島は67分、小笠原を下げてファブリシオを投入した。レアル・マドリードは73分、左サイドのマルセロがクロスを入れると、C・ロナウドがヘディングで折り返し、ベンゼマが胸トラップから振り向きざまのシュート。しかし、ここもGK曽ヶ端がスーパーセーブでなんとか凌いだ。

 レアル・マドリードは81分にL・バスケスを下げてイスコを投入した。直後にC・ロナウドがカウンターからシュートまで持ち込んだが、ここもGK曽ヶ端が立ちはだかり、得点を許さなかった。

 猛攻を凌いだ鹿島も反撃に出る。88分、ファブリシオがエリア手前から左足シュートを放ったが、ここはGKナバスがなんとか防いだ。さらに89分には相手DFの裏に抜け出した金崎がGKと一対一となったが、ここもナバスがなんとか防いだ。試合は90分で決着がつかず、延長戦に持ち込まれた。

 延長に入っても鹿島が粘りを見せる。96分、クロースからボールを奪ったファブリシオが独力で持ち上がり、シュートまで持ち込んだが、ここはGKナバスに防がれた。

 均衡が崩れたのは98分。エリア手前でボールを受けたベンゼマがエリア内でフリーになっていたC・ロナウドへスルーパス。Gk曽ヶ端の脇下にシュートを決め、レアル・マドリードが勝ち越しに成功した。

 リードを許した鹿島は101分、左サイドでFKを獲得する。柴崎が右足でクロスを入れると、途中出場の鈴木優磨がヘディングで合わせたが、ここは惜しくもクロスバーを直撃。同点とはならなかった。

 すると延長前半終了間際の104分、エリア手前でセカンドボールを拾ったクロースがミドルシュート。シュートはミートしきれなかったが、これを拾ったC・ロナウドがワントラップからゴール左上にボールを蹴り込み、ハットトリックを達成。決定的な4点目を手にした。

 レアル・マドリードは後半開始からモドリッチを下げてマテオ・コヴァチッチを投入。さらに112分にC・ロナウドを下げてアルバロ・モラタを投入した。試合はこのまま4-2でレアル・マドリードが鹿島を下し、2度目のクラブW杯制覇を果たした。また、レアル・マドリードの公式戦無敗記録は37に伸びた。一方、鹿島はレアル・マドリードに“本気”を出させたものの、延長戦で力尽きる格好になってしまった。

【スコア】
レアル・マドリード 4-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 9分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
1-1 44分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
1-2 52分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
2-2 60分 クリスティアーノ・ロナウド(PK)(レアル・マドリード)
3-2 98分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
4-2 104分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00529079-soccerk-socc

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鹿島は「秩序があり、とても走る」 ジダン、監督として3つ目のタイトル目指す

  クラブW杯決勝を翌日に控えた17日、試合会場の横浜国際総合競技場で公式会見が行われ、2年ぶり2度目の優勝を目指すレアル・マドリー(スペイン)のジネディーヌ・ジダン監督が出席し、「このカップはとても重要だ。良いサッカーをしたい。対戦相手も我々を苦しめると思うが、準備は万全だ」と決意を述べた。

 準決勝のクラブ・アメリカ戦(2-0)は苦しみながらも勝利。「木曜日の試合(準決勝)はあまりよくなかった。長旅の影響もあったし、ピッチの状態に関しても準備ができていなかった。しかし、今は大丈夫。決勝に向けては準備万端だ」と強調した。

 公式戦無敗記録を「36試合」に伸ばして迎える決勝の相手はJリーグ王者の鹿島アントラーズだ。「ファイナルに来る前に自分たちは準決勝を戦ったが、相手は3試合している。そこで頑張ってきたから、ファイナルに出る」。オセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)、南米代表のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を打ち破ってきた鹿島をリスペクトしつつ、冷静に分析した。

「対戦相手の試合はたくさん見た。秩序のあるチームで、とても走っている印象がある。明日も同じ展開になると思う。この言い方がいいのか分からないが、均衡を破るような、そういう試合にはしたくない。決勝に勝つために臨む。自分たちのベストなプレーをしたい」

 現役時代、クラブW杯の前身にあたるインターコンチネンタル杯を2度制覇。96年にはユベントスの選手として、02年にはレアルの選手として来日し、タイトルを勝ち取った。選手として数々のトロフィーを手にしてきたジダン監督が、指導者として昨季のUEFAチャンピオンズリーグ、今季のUEFAスーパー杯に続く3つ目のタイトル獲得なるか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161217-01634587-gekisaka-socc
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【鹿島3-0ナシオナル】南米王者を完封撃破!ビデオ判定でPK獲得の 鹿島、アジア勢で初の決勝へ

FIFA主催大会で初めて導入されたVARsによってPKを得る。
[クラブW杯準決勝]アトレティコ・ナシオナル0-3鹿島アントラーズ/2016年12月14日/吹田スタジアム

 クラブワールドカップは12月14日、準決勝のアトレティコ・ナシオナル対鹿島アントラーズが市立吹田サッカースタジアムで行なわれ、3-0で鹿島が勝ち、アジア勢として初めて決勝に進出した。

 鹿島はボランチに小笠原が復帰、柴崎とコンビを組んだ。また、エースの金崎は、開幕戦、準々決勝に続きベンチスタートとなった。

 立ち上がりは南米王者のナシオナルがリズム良く攻め込む。11分にはウリベが際どいミドルを放つが、GK曽ヶ端がはじき出した。

 しかしその直後、鹿島に決定的なチャンスが訪れる。中村のスルーパスに反応した遠藤がペナルティエリア内でフリーの状態に。遠藤はGKの頭越しにシュートを狙ったが、これはうまく足にヒットせず枠を外れた。

 さらに18分には、こぼれ球を拾った柴崎が中央突破。GKとの1対1を迎えるが、相手GKのアルマーニの好守に阻まれた。

 22分、今度はナシオナルが右サイドから切り崩す。アーリークロスをボルハが右足のボレーで狙うが、曽ヶ端の正面を突いた。その直後には、ウリベが後方からのフィードをダイレクトで押し込もうとするが、わずかに枠を外れる。

 さらに24分にはモスケラのシュートがクロスバーを直撃。そのリバウンドを狙ったベッリオのシュートは、昌子が身を挺してブロックした。鹿島が絶体絶命のピンチを凌ぐ。

 するとピンチを凌いだ鹿島にビッグチャンスが訪れる。33分、敵陣でのFKを得ると、その競り合いでの混戦で、西が倒されたという判定。鹿島にPKが与えられる。これを土居が落ち着いてゴール左に蹴り込み、鹿島が先制した。なお、PKジャッジの際には、今大会で初めてFIFA主催大会で導入されたVARs(ビデオアシスタントレフェリー)が採用された。

 鹿島は35分にもCKから植田が決定的なヘディングシュートを放つが、アルマーニがビッグセーブでこれを防ぐ。鹿島の追加点とはならない。

 43分、ナシオナルは中央のベッリオに縦パスが入ると、巧みなターンから至近距離からのシュートを放つ。だが、これもGK曽ヶ端が神がかり的なスーパーセーブでゴールを許さない。両チーム守護神の好守が光る。

 45分、鹿島はボルハのポストプレーからウリベに強烈なシュートを許すも、これは枠を外れた。その後もクロスバー直撃のシュートを撃ち込まれるなどピンチを迎えた鹿島だが、得点は許さず、前半を1点リードで折り返した。

 後半は立ち上がりからナシオナルが攻撃の圧力を強める。鹿島ディフェンスラインの背後へのフィードやボルハへのクサビのパスを軸に鹿島を押し込む。

 すると鹿島は54分、赤崎に代えて金崎を投入。続いて58分、小笠原に代えて永木を投入する。

 59分、鹿島はボルハにペナルティエリア内への侵入を許し、至近距離からのシュートを許すが、またも曽ヶ端がビッグセーブで難を凌ぐ。

 60分以降、鹿島は自陣に押し込まれるものの、曽ヶ端を中心に堅い守りを見せ、ナシオナルに付け入る隙を与えない。前線では金崎が虎視眈々とカウンターを狙う。

 78分、鹿島は左サイドからゲーラに突破を許すが、守備陣の必死のシュートブロックでゴールは許さない。ナシオナルにも疲れが見え始め、中盤でのボール奪取から鹿島にもカウンターのチャンスが生まれ始める。

 そして82分、鹿島に待望の追加点が入る。左サイドの柴崎からのクロスに遠藤が飛び込む。そのこぼれ球にいち早く反応した遠藤がヒールでゴールに流し込んだ。鹿島が2-0とリードする。

 これで一気に鹿島が勢いづく。86分、右サイド深く侵入した金崎がゴール前に鋭いグラウンダーのクロスを入れると、これに合わせたのは途中出場の鈴木。左足で押し込んで3点目を追加した。

 結局、鹿島は最後までナシオナルにゴールを許さず、無失点で勝利。レアル・マドリーとクラブ・アメリカの勝者との対戦となる決勝に駒を進めた。決勝は12月18日、横浜国際総合競技場で19時30分にキックオフされる。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161214-00021202-sdigestw-socc
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