ロシアW杯

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敗戦直後、日本代表のロッカーに残されたメッセージに世界が感動(ワールドカップ)

「真の勝者がいた」

サッカーのワールドカップ・ロシア大会決勝トーナメント1回戦で、ベルギーに敗れた日本代表のロッカールームでの振る舞いに、世界から称賛の声が集まっている。

写真で見る限り、ロッカールームはきれいに掃除され、美しい状態に保たれている。さらに、入り口側の棚の上にはロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」のメッセージが書かれた紙も残されていた。

プリシラ氏は「サポーターもスタジアムでゴミ拾いをした。すべてのチームにとって模範となります!」などのコメントとともに投稿。

この投稿に対しては、返信やリツイートなどで、世界各国から「ありがとうのメッセージは桁違いだ」「arigato」「真の勝者がいた」などの声が寄せられていた。

この試合で、日本は世界ランキング3位の強豪相手に善戦したが逆転され2ー3に終わり、惜しくも史上初のベスト8入りには届かなかった。ピッチ上では涙を見せ、うなだれる選手たちの姿も。悔しい結果となった直後の振る舞いとあって、感動を呼んだようだ。

【2018/7/05追記】  5日に行われた記者会見で、長谷部誠選手は、ロッカールームの掃除をしたのはチームのスタッフだと明らかにした上で、「日本代表スタッフの方を誇りに思います」と話した。


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伊メディア、日本の健闘を称える「勇ましいサムライに敬意を」「アジアの成長を証明」

ベルギーに逆転を許し、敗退が決まった日本について、イタリアメディア『スカイスポーツ』は、「ハラキリ」の見出しで大きく報じるも、健闘を称えている。

日本はロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦。原口元気と乾貴士によるスーパーゴールで先制しながら、後半のアディショナルタイムに決勝点を献上し、2-3で逆転負けを喫した。悲願のベスト8進出は叶わず、イタリアでは「ハラキリ」と報じられている。

「日本がまたハラキリ…8年ごとに16強で敗退」との見出しで、2002年日韓大会、2010年南アフリカ大会に引き続き、決勝T1回戦での日本の敗退が決定したことを報道。「日本のジンクスは続く。3回とも敗退の方法は違ったが、いずれも痛々しいものだ。なかなか消化できないだろう」と見解を示した。また「W杯出場が“まだ”20年のアジアチームにとって、8強はタブーのままとなった」と綴っている。

ベルギーに「悪夢の逆転」をされたが、「まるで“いけにえ”のようにピッチへ入った日本は、勇ましいサムライのように胸を張ってピッチを後にした。このチームに敬意を示そう」と、ベルギーが優勢と見られる中、一時は2点のリードを保ち、爪痕を残した日本を称えた。また「ニシノ(西野朗監督)の代表チームは再び、アジアサッカーが絶え間なく成長していることを証明して見せた」と締めくくっている。

一方『ラ・レプブリカ』は、日本対ベルギー戦について、「94分に(ナセル)シャドリがニッポン人の夢を消し去った」と伝えた。ベルギーは、途中出場のマルアン・フェライニとシャドリがゴールを決めたことで、「(指揮官ロベルト)マルティネスの采配が決定的だった」と論じ、「日本の夢は、一瞬にして消えた。日本の歴史的偉業は立ち消えになった」と語っている。

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西野Jは2-0から悪夢逆転負け…後半AT被弾で初の8強ならず

[7.2 ロシアW杯決勝トーナメント1回戦 日本2-3ベルギー ロストフ・ナ・ドヌ]

 日本代表は2日、決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦し、2-3で逆転負けした。日本は後半3分にMF原口元気のW杯初ゴールで先制すると、同7分にMF乾貴士が追加点。2-0とリードしたが、後半24分、29分と立て続けにCKの流れから連続失点し、同点に追いつかれた。すると後半アディショナルタイム4分にカウンターから失点。土壇場で決勝点を決められ、初のベスト8進出は果たせなかった。

 日本はグループリーグ最終戦のポーランド戦(0-1)から先発6人を入れ替え、初戦のコロンビア戦(2-1)、第2戦のセネガル戦(2-2)と同じスタメンを組んだ。システムは4-2-3-1で、GK川島永嗣、4バックは右からDF酒井宏樹、DF吉田麻也、DF昌子源、DF長友佑都。中盤はMF長谷部誠とMF柴崎岳のダブルボランチで、2列目は右から原口、MF香川真司、乾と並び、FW大迫勇也が1トップを務めた。

 日本は試合開始55秒、香川がPA手前から左足ミドルを放ち、ファーストシュート。これはゴール右に外れたが、序盤は日本がボールを回す時間帯も多かった。しかし、徐々に個々の能力で上回るベルギーが流れを引き寄せ、日本ゴールに迫っていく。

 前半17分、MFヤニック・フェレイラ・カラスコの左クロスをDFトーマス・ムニエが頭で落とすと、PA内のFWロメル・ルカクが長谷部、吉田に挟まれながらも強靭なフィジカルでボールを抑え、振り向きざまに左足でシュート。これは長谷部に当たってCKとなったが、同21分にもルカクのシュートに対して長友が体を投げ出してブロックするなど、日本の耐える時間が続いた。

 日本を攻め立てるベルギーは前半25分、MFドリース・メルテンスの右クロスにルカクが飛び込むが、間一髪のところで吉田がクリア。同27分にはFWエデン・アザールが強烈な左足シュートを放つが、川島がパンチングで弾いた。

 日本も反撃に出る。前半31分、左サイドからドリブルでPA内に切れ込んだ香川がヒールで落とし、オーバーラップしてきた長友がクロス。ゴール前に走り込んだ乾がヘディングで合わせたが、GKティボー・クルトワの正面を突いた。

 試合はその後もベルギーペースで進むが、日本も粘り強く跳ね返す。前半44分には長友が左サイドからシュート性のクロス。大迫のトラップは大きくなり、GKクルトワがキャッチしようとしたところ、まさかの後逸でボールは転々とゴール方向へ向かったが、ラインを割る前にクルトワが抑えた。

 劣勢の展開を耐え抜いた日本は0-0で折り返した後半立ち上がりに牙をむく。後半3分、相手のパスミスをインターセプトした乾がつなぎ、柴崎が右サイドのスペースにスルーパス。走り込む原口の目前でDFヤン・フェルトンヘンがカットを狙うが、わずかに届かず、ボールは原口の足元へ。PA内に切れ込み、迷わず右足を振り抜くと、これがゴール左隅に突き刺さった。

 原口のW杯初ゴールで先制に成功した日本。ベルギーもすぐさま反撃し、後半4分、右サイドのスペースに飛び出したメルテンスの折り返しにアザールが右足ダイレクトで合わせたが、右ポストを直撃する。すると同7分、日本は左サイドから乾が山なりのクロス。DFビンセント・コンパニが頭でクリアしたセカンドボールを香川が拾って巧みなコントロールでおさめ、後方の乾に落とす。乾はPA手前から右足を一閃。ゴール右隅に突き刺す追加点を奪った。

 乾はセネガル戦以来、2試合ぶりW杯2得点目。2点ビハインドとなったベルギーは反撃を強めるが、日本の守備陣も冷静に対応する。ベルギーは後半17分、メルテンスのスルーパスに反応したムニエが右クロス。ゴール前でフリーになったルカクがヘディングで合わせたが、わずかにゴール左へ外れた。

 ベルギーは後半20分に2人を同時交代。メルテンスとカラスコに代わってMFマルアン・フェライニ、MFナセル・シャドリが入った。さらに攻撃のギアを上げるベルギーは後半24分、フェライニが右サイドに展開し、ムニエがクロス。ルカクのシュートは至近距離で吉田がブロックしたが、直後にセットプレーから1点を返された。

 後半24分、ベルギーの右CK。セカンドボールをPA内でクリアした乾のキックが中途半端となり、PA左からフェルトンヘンがヘディングで折り返す。これがゴール方向に飛び、川島の頭上を越えてファーサイドのゴールネットへ。1点を返し、攻勢を強めるベルギー。後半28分、カウンターからアザールのパスを受けたMFケビン・デ・ブルイネのシュートには長友、昌子が体を投げ出し、CKに逃れるが、またしてもCKの流れから失点した。

 後半29分、ベルギーは左CKからセカンドボールをつないで左サイドのアザールへ。縦に仕掛けたアザールの左足クロスから長谷部に競り勝ったフェライニが豪快なヘディングシュートを叩き込み、2-2の同点に追いついた。

 日本ベンチは後半36分に動き、2人を交代。疲れの見せる柴崎と足をつっていた原口を下げ、MF山口蛍、MF本田圭佑を投入した。同39分、香川のスルーパスから本田がフィニッシュまで持ち込むが、相手DFがブロック。ベルギーは同41分、右クロスからシャドリがヘディングシュートを放つが、川島がセーブ。こぼれ球を拾ったシャドリの折り返しに今度はルカクが頭で合わせたが、川島が再び弾き出す。守護神の連続セーブでゴールを死守した。

 90分で決着をつけようと、猛攻に出るベルギーに対し、日本も体を張って対抗する。後半アディショナルタイム4分、本田が強烈な直接FKでゴールを強襲するが、クルトワがビッグセーブ。このプレーで左CKを獲得するも、本田のキックはクルトワにキャッチされ、逆襲を受けた。ベルギーはカウンターからデ・ブルイネが中央を持ち上がり、右サイドに展開。ムニエの折り返しをルカクがスルーし、シャドリが左足で押し込んだ。2点リードをひっくり返される逆転負け。悪夢のような試合展開で日本の挑戦はベスト16で終わった。

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死闘、スターの世代交代…4度目W杯終戦、メッシ奮闘もまたも優勝の夢叶わず

[6.30 W杯決勝T1回戦 フランス4-3アルゼンチン カザン]

 まさに死闘と呼ぶにふさわしい好ゲームを戦ったアルゼンチン代表だが、フランス代表に3-4で敗戦。FWリオネル・メッシの4度目のW杯は16強で終戦。優勝の夢はまたも叶わなかった。

 マークが集まる中でさすがのプレーは見せた。1-1で折り返した後半4分、FKのこぼれ球を拾って押し込むと、コースにいたDFマルコス・ロホが触って流し込む。

 勝ち越し弾を演出すると、再逆転を許し、さらに2点差をつけられて迎えた後半アディショナルタイム3分には、FWセルヒオ・アグエロへピンポイントで当てる浮き球を通して、チーム3点目を演出した。

 しかし2アシストの活躍も、フランスの超新星、FWキリアン・ムバッペの大活躍にかき消されてしまった。スターの世代交代とまで言い切れないかもしれないが、印象付ける結果にはなった。

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日本の「時間稼ぎ」パス回しに会場からは大ブーイング(ワールドカップ・ポーランド戦)

サッカー・ワールドカップ(W杯)で、日本は6月28日(日本時間)、ポーランドに敗れはしたものの、決勝トーナメント進出を決めた。だが、日本は試合終了間際、決勝トーナメント進出を優先するために消極的なプレーに徹した。会場からは大きなブーイングが起きる異例の事態になった。

後半38分。日本のプレーががらりと変わった。1点を追う日本はそれまで、ツートップの布陣で攻撃的な姿勢を示していたが、一転、パス回しをするだけで攻めようとしない。時間稼ぎをしているのは明らかだった。

このころ、別の会場であったセネガルとコロンビアの試合で動きがあった。コロンビアが先制点を挙げてリード。これにより、一時は3位に後退した日本はセネガルを抜いて2位に浮上した。

とはいえ、セネガルとの差はわずかだった。勝ち点、得失点差、総得点のいずれもが並び、フェアプレーポイント(警告数)でかろうじて上回っているだけ。試合中、新たな警告や退場を受ければ、再逆転される可能性があった。

決勝トーナメントに進むためには、果敢に攻めるよりも警告を避ける慎重なプレーに徹し、コロンビアの勝利を待つ―。そんな作戦に日本は切り替えた。

だが、会場のサポーターたちは「試合に負けて勝負に勝つ」というチームの作戦には必ずしも納得はしていなかったようだ。

パス回しで無為に時間が経過する中、次第にブーイングは大きくなっていった。終了のホイッスルが鳴り、ほどなくして決勝トーナメント進出が決まっても、選手たちは大喜び、というわけではなかった。勝負に徹したとはいえ、後味の悪さが残ったのかもしれない。

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