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日本、W杯へ一筋の光…乾&香川のゴールで4得点。大会前最終戦でパラグアイに勝利

乾貴士が西野J初ゴール&逆転弾

【日本 4-2 パラグアイ 国際親善試合】

 現地時間12日に国際親善試合が行われ、FIFAランキング61位の日本代表は32位のパラグアイ代表と対戦。

 日本は0-2で敗れたスイス戦から先発メンバーを10人入れ替え、岡崎慎司や香川真司、武藤嘉紀などをスタメン起用した。対するパラグアイは、ミランのグスタボ・ゴメス、リールのフニオール・アロンソ、FCコペンハーゲンのフェデリコ・サンタンデールなどが先発出場を果たしている。

 試合開始して13分、パラグアイが早くも交代カードを切った。この試合を最後に代表引退する40歳のGKフスト・ビジャールに代わり、GKアルフレド・アギラルを投入している。

 24分には、こぼれ球を拾ったオスカル・ロメロにシュートを打たれたがゴール右に外れた。すると32分、再びロメロにシュートを打たれ、今度はゴール右隅に叩き込まれてしまう。対する日本は40分、ゴール前でのフリーキックから柴崎岳が直接狙ったが、惜しくもバーに当たり同点ならず。

 それでも51分、乾貴士が自らドリブルで仕掛けてシュートを放ち同点ゴールを決めた。63分には武藤が右サイドからゴール前に向けてパスを送り、香川が逸らして乾がダイレクトでシュート。GKアギラルが触ったものの、弾き出せずにボールがゴールに吸い込まれ日本に追加点が入っている。

 勢いに乗った日本は、岡崎や香川などが立て続けにシュートを放ちパラグアイのゴールを脅かした。そして77分、柴崎のフリーキックからサンタンデールのオウンゴールを誘い日本に3点目が入る。

 80分には完全に相手の守備を崩して香川に決定的なシーンが訪れたが、シュートは大きくゴール上に外れてしまう。90分にはリチャル・オルティスにゴールを決められて失点。直後の後半アディショナルタイムには香川がゴールを決めた。

 結局、リードを守り切った日本が4-2の勝利をおさめた。日本はロシアワールドカップのグループステージで、コロンビア代表、ポーランド代表、セネガル代表と同組のグループHに入っている。

【得点者】
42分 0-1 ロメロ(パラグアイ)
51分 1-1 乾(日本)
63分 2-1 乾(日本)
77分 3-1 オウンゴール(日本)
89分 3-2 オルティス(パラグアイ)
90分+1分 4-2 香川(日本)


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180612-00274060-footballc-socc

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