00042806
F・トーレスの初ゴールはイニエスタの目前で!大注目初競演マッチ制した鳥栖が3年ぶり8強へ

[8.22 天皇杯4回戦 鳥栖3-0神戸 ]

 天皇杯4回戦でサガン鳥栖がヴィッセル神戸を3-0で下し、3年ぶりとなる8強へ勝ち上がった。準々決勝は10月24日に実施。組み合わせ抽選会は9月12日に行われる。 

 元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタとFWフェルナンド・トーレスの共演が注目された試合だが、ともにベンチスタート。後半の勝負所での投入に期待が集まった。

 前半から鳥栖が主導権を握った。前半37分に左サイドからチャンスを作ると、DF三丸拡のクロスがDF渡部博文のオウンゴールを誘発。さらに1点リードで折り返した後半5分にはロングパスでエリア内に入ったMF安在和樹のスライディングで合わせたゴールでリードを2点に広げた。

 そしてまずは神戸が後半11分にたまらずイニエスタを投入。イニエスタ自身も「目標であるACLのために負けられない試合」と話していたように、勝利への執念をみせる。対する鳥栖も同19分よりトーレスを投入。期待通りの展開に、ベストアメニティスタジアムに詰めかけたサポーターも大歓声で迎え入れた。

 そして後半39分、鳥栖はエリア内でチャンスを作ると、MF福田晃斗のマイナスパスをトーレスが右足で狙う。コースを狙ったシュートは右ポストを叩いて、ゴールネットに収まった。リーグ戦では7試合ノーゴールのトーレスだが、天皇杯、そしてイニエスタの目の前で来日初ゴールを決めた。

【「ずっと待っていた」フェルナンド・トーレスが日本で初ゴール! 海外のサッカーファンも祝福】の続きを読む