メルボルンヴィクトリー

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本田圭佑、3試合連続弾と大勝にも満足せず。「チームは変わらなければ」

オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーに所属する本田圭佑は、自身の先制点を含む4ゴールを奪って快勝した試合後にも、チームのパフォーマンスに満足していない様子を見せた。豪州『10スポーツ』が試合直後のインタビューを伝えている。

 ビクトリーは1日に行われたAリーグ第6節の試合でウェスタン・シドニー・ワンダラーズと対戦。本田は11分にヘディングで3試合連続となるゴールを記録するなど好プレーを見せ、チームも4-0で4連勝を飾った。

 だが本田は試合後に、「まだ満足していません」とコメント。「チームはもっと良くなることができると思います。確かに今日は僕も点を取って、チームも4点取りましたが、ミスもたくさんありました」と語る。

「次のアデレード戦に向けて意識を変えなければ、来週は厳しい試合になると思います」と本田はチームに対してさらなる改善を要求している。

 ビクトリーは後半アディショナルタイムに入って4点目を奪ったが、本田はその後のプレーでさらにボールを要求していた。「そこが変えたいと思うところです。4-0でも満足するべきではありません」と攻め続ける姿勢を強調した。

「スコアは関係ありません。大事なのはいかにファンをハッピーにさせるか。サッカーはエンターテインメントだと思います。4-0でもゴールを奪うべきであり、積極的に戦うべきです」と本田。調子を上げているチームにさらなる意識改革を求めている。

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日本人MF関谷祐が2ゴール! 本田圭佑不在のメルボルンVを下す大金星

 オーストラリア・FFAカップのベスト16の試合が21日に行われ、APIAライカード・タイガースとメルボルン・ビクトリーが対戦。ホームのAPIAが3-2で勝利を収めて準々決勝進出を決めた。

 メルボルン・ビクトリーに加入した本田圭佑は、この試合が公式戦デビューとなる可能性もあった。だが試合前に発表された先発およびベンチメンバーに本田の名前はなく、デビューはお預けとなった。

 その本田との対戦を心待ちにする様子を見せていたAPIAのMF関谷祐(せきやたすく)が躍動。前半9分には右サイドからドリブルで持ち込み、そのままゴール左隅に低いシュートを決めて先制点を奪う。

 さらに後半立ち上がりの47分にも関谷がこの試合2点目のゴール。2部にあたるリーグで戦うAPIAが、昨季Aリーグ王者のメルボルン・ビクトリーから2点をリードするという予想外の展開となる。

 メルボルン・ビクトリーもようやく反撃に転じ、60分と67分にFWケニー・アティウが連続ゴールを奪って同点に。だが80分にはAPIAのDFネイサン・ミルゲートが勝ち越しゴールを奪い、これが決勝点となった。

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「クラブ史上最大の契約」豪メルボルン移籍本田圭佑の年俸はデル・ピエロの倍

 日本代表MF本田圭佑オーストラリアAリーグメルボルン・ビクトリーへの入団が決まった。契約内容は公式サイトで「クラブ史上最大の契約」と紹介されているが、オーストラリアでは破格となる見込みだ。

 Aリーグはサラリーキャップ制を導入しており、チーム全員の年俸の合計が210万豪ドル(約1億7300万円)以下にしなければいけないと定められている。ただし本田は各クラブが制限を受けることなく1名を獲得することが出来る「マーキープレーヤー」として加入する。事前報道では年俸は290万ドル(約3億2300万円)で、そのうちクラブが130万ドルを負担。残りの160万ドルはオーストラリアサッカー連盟(FFA)と『フォックス・スポーツ』が負担することになるのだという。

 かつてはユベントスで活躍した元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロが2012年にシドニーFCに移籍した際に大きな話題をさらったAリーグ。そのデル・ピエロでも当時、年俸160万ユーロ(当時約1億6000万円)の契約だっただけに、本田への期待の高さが伺える。

 公式サイトでクラブ会長のアンソニー・ディ・ピエトロ会長は「ビクトリーファミリーにとって素晴らしい機会になり、Aリーグで初の会員3万人を達成するクラブになることを願っている。この日を実現させてくれたFFAとフォックススポーツに感謝したい」とコメント。本田は来月、家族とともにオーストラリアに入る予定だという。

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