人種差別

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コロナへの恐怖で日本人客を強制退去…ライプツィヒがミスを認めて謝罪

 ライプツィヒは2日、声明を発表し、1日に本拠地レッドブル・アレナで行われたブンデスリーガ第24節のレバークーゼン戦で日本人団体客を試合途中に退去させたことを認め、謝罪した。

 ドイツ『ビルト』によると、ライプツィヒ対レバークーゼンを観戦していた日本人が「レッドブル・アレナのセキュリティー担当者が、『日本人だからコロナウイルスに感染している可能性がある』と言ってきた。ゲームの開始10分ほどで追い出された」とツイッターに投稿したという。

 これを受けてライプツィヒは2日に声明を発表。「残念ながら、我々の日本人ゲストに対する解釈に誤りがあった。このミスを謝罪したい。我々はこの出来事の賠償をしたいと思っており、すでに関係者に連絡を取り、次のホームゲームに招待しようと思っている」と謝罪した上で、次の試合に招待する意向を明かした。

「我々は人種差別やあらゆる種類の排除に対して、確固たる立場をとっている。また、様々な文化と結びついており、それを誇りに感じている。今回のケースは、コロナウイルスの非常にデリケートな問題とその取り扱いに関する不確実性の過程で、セキュリティーサービスが誤って機能してしまった」

 セキュリティー担当者のミスを認めたライプツィヒは最後に、「コロナウイルスを取り巻く問題に対処するために、我々は集中的に関係者と調整し、すべてのお客様に最適な解決策を見つけられるようベストを尽くす」と説明した。
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マジョルカのコーチが久保建英に対し人種差別行為? ジェスチャーに問題視

 マジョルカのフィットネスコースを務めるダニ・パストール氏が、同クラブに所属する日本代表MF久保建英に対して人種差別的なジェスチャーを行ったのではないかとして問題視されている。英紙『ザ・サン』などが伝えた。

 マジョルカは現地時間9日に行われたリーガエスパニョーラ第23節の試合でエスパニョールと対戦。4試合連続のベンチスタートとなった久保は65分から投入されたが、マジョルカは0-1で敗れる結果に終わった。

 問題とされているのは、ピッチサイドでウォーミングアップを行っていた久保を、交代出場のためパストール氏が呼び戻そうとした場面。ここで同氏は両手の人差し指を両目の横に当て、左右に広げるようなジェスチャーを行ったことがカメラに捉えられた。東洋人の細い目を表すとされ、しばしば問題視されるジェスチャーだ。

「クラブやコーチはパストーレの行為について説明を行ってはいない。彼が意図的にこのジェスチャーを行ったのかどうかは定かではない」と英紙は述べている。
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