
マンチェスター・Cがレスターを下す…岡崎慎司がゴールもレスターの反撃及ばず/プレミアリーグ第37節
■プレミアリーグ第37節
マンチェスター・シティ 2-1 レスター
マンチェスター・C:シルバ(29分)、G・ジェズス(36分/PK)
レスター:岡崎(42分)
現地時間13日、プレミアリーグ第37節のマンチェスター・Cvsレスターの一戦が行われた。
この試合では3位でのフィニッシュを目指すマンチェスター・Cにとって負けられない一戦と言える。一方、一時は降格の危機にあったレスターにとっては、単独8位に浮上するチャンスとなった。
試合は序盤からホームのマンチェスター・Cが高いボールポゼッションを記録する一方で、レスターも要所でカウンターを仕掛けて相手ゴールを脅かす見どころの多い展開となった。
先制点を決めたのはマンチェスター・Cだった。29分、左サイドに展開されたボールをレロイ・サネが受け、深くえぐってからグラウンダーのクロスを放つ。その折り返しにダビド・シルバがダイレクトで合わせてマンチェスター・Cが1点を先行した。シルバがシュートを放った際、オフサイドポジションにいたラヒーム・スターリングがプレーに関与したとレスターがアピールするも、ゴールのジャッジは変わらなかった。
36分にはレスターのヨアン・ベナルアンがサネをペナルティーエリア内で倒したとしてマンチェスター・CにPKが与えられた。このチャンスにガブリエウ・ジェズスが右足で冷静に決めて、リードが2点に広がった。
2点のビハインドとなったレスターは42分、左サイドからマーク・オルブライトンが高速クロスを入れると、ゴール前で待ち構えていた岡崎慎司が左足ダイレクトで合わせて、ネットを揺らす。これでスコアは2-1となり、ハーフタイムを迎えた。
後半に入るとマッチアップがより激しくなり、アンディ・キングやG・ジェズスの治療で試合が止まる場面も目立った。岡崎は前線で走り回りながら2点目を狙い続けたが、73分に交代でベンチに退いている。
すると76分、レスターのリヤド・マフレズがキックフェイントでペナルティーエリアに切れ込んだ際に、ガエル・クリシに倒されたとしてレスターにPKが与えられる。このPKをマフレズが軸足を滑らせながらゴールに入れたものの、シュートが軸足に触れた2度蹴りと判定され、ノーゴールとなってしまった。
その後も互いに相手ゴールを脅かす展開が続き、アディショナルタイムは7分設けられる。ラストプレーにはカスパー・シュマイケルが前線まで攻め上がってセットプレーに参加するが、ネットを揺らすことができず。2-1でマンチェスター・Cが勝利を収めた。この結果、マンチェスター・Cは暫定でリーグ3位に浮上している。一方、レスターは9位のままで順位は変わらなかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000026-goal-socc