hndskk
本田だけではない…元ミランの日本人トレーナーも懸念する伊サッカーの未来

4日に行われたミラン対ナポリ戦後の日本代表FW本田圭佑の発言が波紋を呼んでいる。シニシャ・ミハイロビッチ監督になってから不振の今シーズンのミラン について、厳しく批判したからだ。「マンチェスター・Cやパリ・サンジェルマンくらいのお金を使うか、そうでなければストラクチャーの部分を見直していか ないとならない。経営陣、監督、選手、同時にファンも気づかないと」や「100億くらい使っているのに、なぜ選手が与えられたポジションで生き生きとプ レーできないのか」、また「ファンは内容を見ないし、拍手するのは勝った時だけ」と辛辣に批判した。

その危機感を別の観点から感じてきたのがミランの元メディカルトレーナー、遠藤友則氏だ。セリエAで過ごした16年間の経験から次のように語る。「フィジ カルについてお金をかけるレベルが他国とイタリアは違う。ブラジルがなぜ強いか。サンパウロ大学が大元でいてフィジカルドクターらが研究開発をしている。 メディカルのスペシャリストが一つのグループになっていて、そこから各クラブに派遣される。結構ブラジルって新しいことをやるんですよ。ドイツだって大学 が(バックに)ついている」と比較した。「イタリアのスポーツ医学? 全く進んでいない。医学部がバックにいないとダメ。グループ、国のリーグは根本的な サポートがないと難しい」と、イタリアの後れと国レベルの支援体制の必要性を訴えた。

 イタリア・サッカーの弱体化はクラブ、選手、現場スタッフだけでなく、サポーターやマスコミ、そしてイタリアの国自体にも責任があるという二人の指摘を 皆さんはどう考えるか。ただ一つ言えるのはセリエA、イタリア・サッカーが分岐点、過渡期に差し掛かっているのは間違いない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00357418-soccerk-socc
【「罰金は馬鹿げてる」本田の発言について議論するミランサポ{海外の反応}】の続きを読む