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マンU、サウサンプトン下し7年ぶりリーグ杯優勝! 吉田麻也は日本人初の大会制覇ならず

【マンチェスター・ユナイテッド 3-2 サウサンプトン 英リーグカップ決勝】

 現地時間26日、イングランド・リーグカップ決勝がウェンブリースタジアムで行われ、マンチェスター・ユナイテッドが3-2でサウサンプトンを下し、7年ぶり5度目の優勝を果たした。サウサンプトンのDF吉田麻也はフル出場したが、初タイトルには届かなかった。

 勝てば初となるリーグカップ制覇のサウサンプトンと、過去4回の優勝経験があるユナイテッドのファイナル。試合は立ち上がりから激しいぶつかり合いとなった。

 開始4分、ユナイテッドはポグバが強烈なミドルシュートでウェンブリーを盛り上げると、11分にはサウサンプトンにチャンス。右サイドからセドリクがクロスを入れると、冬の新戦力であるガッビアディーニが合わせてゴールネットが揺れた。だが、副審の旗があがり得点は認められない。映像ではオフサイドがなかったことがはっきりと映っているが、いずれにしてもサウサンプトンの先制点は幻となった。

 先制点を挙げたのはユナイテッドだった。19分、イブラヒモビッチがゴール正面やや左からのFKを直接沈めてリードを奪う。その後も効率良く攻めるユナイテッドは、38分に追加点。エリア内でパスを受けたリンガードに吉田らが寄せきれず、右足のシュートがきれいに決まる。

 だが、サウサンプトンは前半の終わり方が良かった。前半アディショナルタイム、ウォード=プラウズのクロスにガッビアディーニが飛び込み、1点差で折り返す。

 試合を落ち着かせたいユナイテッドは、後半の頭からマタを下げてキャリックを入れるも、サウサンプトンの勢いが続く。

 48分、CKのこぼれ球をゴール前に入れ直すと、スモーリングを背負ったガッビアディーニが反転ボレー。鮮やかに同点弾が決まった。

 その後は互いにチャンスがあったものの決めきれず時間が経過していく。しかし、延長戦を意識し始めた87分、ユナイテッドのエースが大仕事をした。右サイドからエレーラがクロスを入れると、中央でフリーになったイブラヒモビッチがヘディングでゴール。土壇場でユナイテッドが勝ち越しに成功する。

 健闘していたサウサンプトンだが、すでにガッビアディーニは退いており反撃に転じることができない。対するユナイテッドは準備をしていたルーニーを投入せず、フェライニを入れてパワープレー対策をほどこした。

 試合は3-2でユナイテッドが勝利。7年ぶり5回目のリーグカップ制覇を成し遂げた。

【得点者】
19分 1-0 イブラヒモビッチ(マンチェスター・ユナイテッド)
38分 2-0 リンガード(マンチェスター・ユナイテッド)
45+1分 2-1 ガッビアディーニ(サウサンプトン)
48分 2-2 ガッビアディーニ(サウサンプトン)
87分 3-2 イブラヒモビッチ(マンチェスター・ユナイテッド)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170227-00010002-footballc-socc
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