Jリーグ

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近年稀に見る“大荒れ”…清水vs神戸を海外メディアが報道「ポドルスキは冷静さを失った」

24日に行われたJ1リーグ第33節、清水エスパルス対ヴィッセル神戸で起きた“珍事”を海外メディアが報じている。

 大荒れの試合となった――。退場者を出した神戸が3-2とリードした状況で後半アディショナルタイムに突入すると、アディショナルタイム4分に空中戦で競り合ったMF河井陽介とDF橋本和が負傷。ピッチ上で治療が行われ、清水はMF兵働昭弘を交代で送り込み、交代枠を使い切っていた神戸は2人少ない状況となった。

 後半アディショナルタイム9分にはMFルーカス・ポドルスキがボールと関係のないところでDF立田悠悟の胸付近に激突。立田は担架でピッチの外に運び出された。荒れた展開の中、アディショナルタイム14分にMF白崎凌兵の左CKからGK六反勇治がヘディングシュートを決め、清水が3-3と同点に追いついた。

 その後も荒れた状況は続き、後半アディショナルタイム15分にピッチ脇で両チームの選手やスタッフが小競り合いに発展。ポドルスキが熱くなり、事の発端となったFWウェリントンには2枚目のイエローカードが提示されて退場となった。納得のいかないウェリントンは、主審に抗議し、仲裁に入ったGK六反を投げ飛ばしてしまった。

 試合は後半アディショナルタイム19分に終了。怒りのおさまらないポドルスキが整列中に相手に食って掛かりそうになり、ピッチに警備員も入るなど物々しい雰囲気の中、激動の試合は終わりを迎えた。

 この一戦を海外メディアが報道。スペイン『アス』は、「神戸対仙台の試合はハイテンションだった。ウェリントンは戦いを始め、ポドルスキは冷静さを失った」と伝えた。その中で「イニエスタはキャプテンとして振る舞った」と、両選手と対照的に興奮したチームメイトをなだめ、試合を落ち着かせようとしたイニエスタを称えている。

 そのほか、英『スカイ・スポーツ』や伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』など、多くの海外メディアがこの珍事を報道。世界的にもインパクトのある一戦となってしまった。

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互いを認め合う初共演イニエスタ&ポドルスキ「みんながみんな出来るようなものではない」

[8.11 J1第21節 神戸2-1磐田 ノエスタ]

 異次元プレーの連続だった。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ。待望の初共演を果たした2人が、ヴィッセル神戸に3試合ぶりとなる勝利をもたらした。

 2人の連携からいきなりゴールが生まれた。前半15分、右サイドでボールを持ったポドルスキが縦に鋭いパスを入れると、エリア内でイニエスタが反転しながら受ける。吸い付くようなトラップでボールを収めると、GKカミンスキーをかわしてゴールネットを揺らした。

 その後もワールドクラス2人によるショーは続けられる。イニエスタはフェイントで磐田守備陣をまるで子ども扱い。ポドルスキのボールを蹴るパワーは、インパクト音が他の選手とは明らかに違った。

 互いに認め合っているからこそ、いきなりの好連携を生んだ。イニエスタが「ルーカスのようなレベルの選手と分かり合うのは、ある意味簡単なこと」と話せば、ポドルスキも「今日のゴールのようなシーンはみんながみんな出来るようなものではない。でも能力を持った選手だがらすぐ出来るんじゃないかと思う。僕は出すだけだった」と称えた。

 またポドルスキはイニエスタが加入したことによる影響を自身も受けていると認める。ただ「イニエスタ選手のような素晴らしい選手が日本に来てくれたことは素晴らしいことで、彼と一緒にプレーできるのは喜ばしいこと」と話すも、「僕たち2人だけでなく、ほかの選手が影響を受けて成長してもらって、もっとレベルの高いチームになることが理想だと思う」と更なる好影響を望んでいだ。

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Iniesta-Vissel-Kobe
イニエスタ、待望のJデビュー。悔しい敗戦も「これから始まる素晴らしい物語の第一歩」

明治安田生命J1リーグ第17節が22日に行われ、ヴィッセル神戸は湘南ベルマーレに0-3で敗れた。だが、神戸にとって今季のホーム最多2万6146人の観客、普段の5倍にものぼる約150人のメディアが集結した一戦は大いに沸いた。

 神戸の2点ビハインドで迎えた59分、2人目の交代として元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがJリーグのピッチに立った。コンデションは決して万全ではなく、チームメイトとの連係も未成熟なのは明らかだったが、相手の急所を突くスルーパスなど随所に持ち味を発揮した。試合終盤にはコーナーキックに合わせる左足ダイレクトボレーでJリーグでの初シュートも放った。

 試合後、異例の記者会見という形で取材に応じたイニエスタは「僕個人としては今日デビューできたこと、観客に温かく迎え入れられたことに対し、すごく喜ばしい日でした」と語ったが、「チームとしては負けてしまったことが非常に残念で、僕は負けることが好きではないので」と悔しさも覗かせた。

 それでも「これがこれから始まる素晴らしい物語の第一歩であることを確信しています」とJリーグでの新たな挑戦に手ごたえも感じているようだ。「今日プレーしてみて、非常にフィジカルが強く、アビリティの高い選手が多くて、Jリーグのレベルは非常にいいものだと思いました」と日本のリーグのイメージも固まりつつある。

 チーム内では「今までずっとやってきた役割」を担うと考えており、「中盤から攻撃にかけての要になるようなプレーをしていきたい」とイニエスタは言う。

 湘南戦では「チームが負けている時に入るのは難しいですし、周りの選手達もすでに何十分もプレーしている中で、さらにまだ呼吸が合っていないチームに入るのは難しかったところはあった」が、「できるだけ前を見て、攻撃を組み立てること、そして縦へのパスだったり、そういったものを探すようなプレーを心がけて」プレーし、可能性を感じさせるチャンスも作った。
 
 コンディションやチームメイトたちとの連係の向上にも「これからの練習、そしてこれからの試合であらゆる面でより良くなっていく」と確信を持っている。

 次戦は28日、ホームでの柏レイソル戦。イニエスタは「仲間たちの練習だったり、自分のコンディションを上げていくことに時間をかけて、90分かはわかりませんが、できるだけ長い時間、そして今日よりもいいプレーをできることは確信しています」と力強く語った。スペイン代表やバルセロナの一員として数々の栄光を勝ち取ってきた名手は、日本でも変わらぬ輝きでファンを魅了するための準備を続けていく。

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China: ❌ Andres Iniesta is now reportedly set to sign with Japanese side, Vissel Kobe, according to @La_Ser 🇯🇵
イニエスタ、ヴィッセル神戸に加入? 広報担当者は「報道を見て驚いている」

サッカー界の超大物が、Jリーグでプレーする可能性が出てきた。スペイン代表でバルセロナに所属するMFアンドレス・イニエスタが、ヴィッセル神戸と契約する見込みだと、スペインのラジオ局「エル・ラグエロ」など複数のメディアが伝えた。
イニエスタは、今季限りでバルセロナを退団することを表明。移籍先は中国のクラブチームと噂されていたが、クラブ側が獲得を否定した。 

スペインのラジオ局「カデナ・セール」によると、ヴィッセル神戸との契約期間は3年で、年棒は中国のクラブが支払うと伝えられていた2500万ユーロ(約32億5000万)。イニエスタの農場で生産されるワインを神戸が購入することも、契約に含まれているという。 

この契約は、バルセロナのスポンサーを務める楽天の三木谷浩史社長が先導したという。  ヴィッセル神戸には既に、元ドイツ代表のルーカス・ボドルスキが加入している。イニエスタが加われば、ワールドカップ優勝を経験した2人の共演がJリーグで実現することになり、ファンが大興奮することは間違いないだろう。

 ヴィッセル神戸の広報担当者は5月8日、ハフポスト日本版の取材に対して「そのような情報は一切把握していない。報道を見てびっくりしている」と驚いた様子だった。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/07/iniesta-vissel-kobe_a_23429287/
【イニエスタが神戸に移籍? 複数のスペインメディアが報じる 海外サポーターの反応】の続きを読む

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