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互いを認め合う初共演イニエスタ&ポドルスキ「みんながみんな出来るようなものではない」

[8.11 J1第21節 神戸2-1磐田 ノエスタ]

 異次元プレーの連続だった。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ。待望の初共演を果たした2人が、ヴィッセル神戸に3試合ぶりとなる勝利をもたらした。

 2人の連携からいきなりゴールが生まれた。前半15分、右サイドでボールを持ったポドルスキが縦に鋭いパスを入れると、エリア内でイニエスタが反転しながら受ける。吸い付くようなトラップでボールを収めると、GKカミンスキーをかわしてゴールネットを揺らした。

 その後もワールドクラス2人によるショーは続けられる。イニエスタはフェイントで磐田守備陣をまるで子ども扱い。ポドルスキのボールを蹴るパワーは、インパクト音が他の選手とは明らかに違った。

 互いに認め合っているからこそ、いきなりの好連携を生んだ。イニエスタが「ルーカスのようなレベルの選手と分かり合うのは、ある意味簡単なこと」と話せば、ポドルスキも「今日のゴールのようなシーンはみんながみんな出来るようなものではない。でも能力を持った選手だがらすぐ出来るんじゃないかと思う。僕は出すだけだった」と称えた。

 またポドルスキはイニエスタが加入したことによる影響を自身も受けていると認める。ただ「イニエスタ選手のような素晴らしい選手が日本に来てくれたことは素晴らしいことで、彼と一緒にプレーできるのは喜ばしいこと」と話すも、「僕たち2人だけでなく、ほかの選手が影響を受けて成長してもらって、もっとレベルの高いチームになることが理想だと思う」と更なる好影響を望んでいだ。

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